本格的なカジノディーラーを養成する「IR GAMING INSTITUTE JAPAN」(大阪・本町)によるカジノイベントが20日、大阪・新今宮の「YOLO BASE」で開かれ、おしゃれに着飾った若い女性客を中心に100人が参加した。
会場となったホテル「YOLO BASE」はいま、大阪で最も注目を集めている新スポットのひとつ。レストランやバーも備わっており、参加者は食事やお酒をとりながらゲームに興じた。
今回のイベントではルーレット、バカラ、ブラックジャック、ポーカーのテーブルが用意され「IR GAMING INSTITUTE JAPAN」の講師らがディーラーを担当。ラスベガスのカジノホテル宿泊券がもらえるトーナメントも実施された。
大阪など関西圏からの参加がほとんどだったが、なかには東京や名古屋から来場しており、その中の1人、バハール・イシャナズさんは「日本にも早くカジノができてほしい。2020年代後半なんて遅すぎ」とカジノ解禁が待ち切れない様子だった。
本場ラスベガスで15年のディーラー歴を誇り、今回のイベントを運営した「IR GAMING INSTITUTE JAPAN」代表のロッキー片桐寛士さんは「思った以上の反響でした。次回の開催を楽しみにしてください」とIRの未来に手応えをつかんでいた。
大阪IRの開業はコロナ禍により、2020年代後半にずれ込んだが、停滞ムードを吹き飛ばすようなイベントとなった。