大阪府・市は、1月8日の新型コロナウイルス対策本部会議において、レッドステージ(非常事態)における外出自粛要請が延長されたことを踏まえ、公益財団法人大阪観光局、大阪商工会議所との共催で1月19日に開催予定であった「IR&インバウンドビジネスセミナー」を中止とした。
大阪府・大阪市は、IR誘致への理解を促進するため、地域経済の担い手である地元企業を対象としたセミナーを度々開催し、IRによって経済の活性化、ビジネス機会の増加が期待できることなどを伝えている。
セミナーでは、職員による「大阪がめざすIRについて」の説明のほか、公益財団法人大阪観光局経営企画室経営企画担当部長の中村哲也氏による、「大阪観光局での観光推進の現状と今後のインバウンド展開について」、近畿大学経営学部教授の高橋一夫氏による、「Withコロナ・Afterコロナのビジネスチャンス」の講演を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止に追い込まれた形になった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、菅義偉首相は13日、今月7日より緊急事態宣言が発令されている首都圏の1都3県に加え、新たな対象地域に大阪を含む計7府県を追加した。期間は2月7日までとしている。