金曜、インドのゴア州で新たに新型コロナウイルス陽性が判明した150人の中に、オフショアカジノの従業員2人が含まれていた。11月1日に船が再開して以降、カジノスタッフや客の間では多くの感染者が出ており、今回が最も新しい陽性判明例となる。
ザ・タイムズ・オブ・インディアの報道によると、2人の従業員はすでに新型コロナケアセンターへと移動しており、現在ゴア州の新型コロナウイルス感染者数は1,312人、死者は687人にのぼっている。パンデミックが始まってからの合計感染者数は46,000人以上。
今回感染者が出たことによって、マンドヴィ川のオフショアカジノ6軒を含むゴアのカジノに対して、新型ウイルス感染拡大第2波のリスクから今年2度目の営業停止を求める声が高まっている。
ゴアアーム・アードミ党のSurel Tilve報道官は先週、「すでにゴアのカジノへの観光客の流入の管理が難しい状態だ。手を付けられなくなってきている。カジノでの新型コロナの感染者数も増加している。
政府はこの傾向が続くのを許すことで、圧力団体をなだめようとしているだけだ。怖いのはもしこの混乱が続けば、ゴアが遅かれ早かれ新型コロナ第2波を目にするかもしれないということだ。」と述べた。
ゴアのカジノが最初に営業を停止したのは3月14日で、その約8カ月後の11月1日に再開していた。