マカオ特別行政区スポーツ局の潘永權(Pun Weng Kun)局長は、バイクレースのマカオモーターサイクルグランプリは、参戦する外国人ドライバーの不足によって今年は中止になる可能性が高いと話す。
マカオGPは、新型コロナウイルスによって、通常とは異なる形ではあるが、11月19日から22日まで開催されることが正式発表されており、最も重要なことに、目玉であるFIA F3チャンピオンシップが新たなフォーミュラ4マカオグランプリに置き換えられている。
そしてマカオモーターサイクルグランプリでも顕著に参加者が少なくなっているようだ。
潘局長は、「マカオの14日間の隔離措置によって参加者数が足りなくなるようで、マカオモーターサイクルグランプリが今年中止になる可能性はかなり高い」と述べた。
新型コロナウイルスの世界的流行が数多くの国で手に負えない状況、特に多くのライダーの拠点であるヨーロッパがそのような状況に陥っていることによって、コミュニティ内ではグランプリに関する安全への懸念の増大につながっていた。マカオ政府は現在、外国人の入国を一切禁止しており、このルールへの変更の可能性はまだ示していない。
潘局長は、今年、マカオグランプリには外国人ドライバーが参戦せず、ドライバーは主に中国本土から来ることになる可能性がかなり高いと述べた。
今年のレースウィークエンドの日程はまだ最終決定されておらず、10月末頃に発表される予定。