ヨーロッパでカジノを運営するパルトゥーシュ・グループが月曜、プレスリリースを出し、長崎統合型リゾートプロジェクトのための「オシドリ・インターナショナル・ホールディングス・リミテッドとの提携を終了」したことを正式に発表した。
提携自体は2020年5月19日に終了していたことを考えると、それからほぼ3カ月経っての発表のタイミングは不自然である。
オシドリはその後も、長崎でのIR開発への強い決意を再確認しており、6月9日には日本でのIRレースを先導するためにMGMリゾーツの元トップであるアレックス・イエメンジアン氏を子会社のオシドリ・インターナショナル・ディベロップメントの会長兼CEOに任命している。
ヨーロッパで42のカジノ、そしてホテル、レストラン、スパ、ゴルフコースも運営するパルトゥーシュ・グループは、「引き続きIR開発プロジェクトの展開を注意深く見守り、その1つへの参加の機会を持つことに関心は変わらず持っている」と述べた。
パルトゥーシュが日本で別の機会を模索しようとするのか、オシドリが別の事業者パートナーを探すのか、またはおそらくイエメンジアン氏が操縦席に立っていることで単独で進むのかは、現時点ではまだ分からない。