広東省政府が、マカオとの入境制限をさらに緩和し、広東省へと戻る中国本土の住民に全省へのアクセスが認められている。
広東省は、7月15日にマカオから戻る人への14日間の強制隔離を撤廃したものの、その活動エリアを広州市、深圳市、珠海市、仏山市、恵州市、東莞市、中山市、江門市、肇慶市の9都市に制限した。
そのちょうど2週間後、活動エリアが全省に拡大されており、これはマカオ及び中国本土の政府がマカオ特別行政区への訪問者数増加の方法を検討し続けていることを示している。しかしながら、入境条件に変更はなく、旅行者全員が到着時、過去7日以内に取得した新型コロナウイルス陰性の検査結果を提示し、健康コードが「グリーン」であることを示さなければならない。
マカオ-広東省間の入境制限が緩和されてから2週間が経つものの、今のところ訪問者数に大幅な増加は見られておらず、マカオ治安警察局の統計は、日曜にマカオに到着した人の数がたった3,600人だったことを示している。
2019年の訪マカオ旅客数は1日当たり平均10万8,000人だった。