以前はエイマックス・インターナショナルとして知られていた香港のセンチュリー・エンターテインメント・インターナショナル・ホールディングスは、カジノ所有者である同社会長が移転することを明かしたことを受けて、カンボジアのシアヌークビルで運営するゲーミングテーブルを新しい場所へと移転する方向で動いている。
月曜の報告書の中で、センチュリー・エンターテインメントの呉文新(Ng Man Sun)会長兼CEOは、最近の新型コロナウイルスによる休業の後のリース規約改定に合意できなかった結果として、会社に対して、カンボジアのカジノ事業を、シアヌークビルのサンシャインベイホテル内の現在の場所から移すことを通知した。
代わりに、呉氏が完全所有するライオンキング・エンターテインメント・カンパニーの元で営業する同カジノは、新たにオープンしたMing Guan Hotelに移転する。この動きは、センチュリー・エンターテインメントが、ライオンキングとの間で5年間の契約に署名し、その下で同社に総額1億2,000万香港ドル(約16億6,477万円)で5年間のゲーミングテーブル営業権(Gaming Table Business Rights)が割り当てられてからたった数カ月後のこととなる。
新しい場所に関して「それよりも魅力的な条件」を提示されたと伝えられている呉氏は、センチュリー・エンターテインメントに、新しい営業場所はゲーミングテーブル営業権契約の有効性に影響を与えないと伝えている。
センチュリー・エンターテインメントは、新カジノは「低いリース料でホテルと施設の全区画分」を埋める予定だと述べ、「ライオンキングは長期的に見てカジノの業績に確実にプラスになると考え、カジノの営業をサンシャインベイホテルの既存の場所から、潜在的な新しい営業場所に移すことを決めた」と述べた。
呉氏はまた、センチュリー・エンターテインメントに、同社による評価のために「現場の写真、動画そして新しい場所に関するプレゼンテーション」も送っていた。
「当社は、Ming Guan Hotelが新たに建設されたホテルで、リースの準備が整った新しい内装のカジノ会場が用意されていることに注目した」