マカオの賀一成行政長官が、近い将来の「良い知らせ」を示唆し、ゲーミング事業者たちが業界を停滞させている新型コロナウイルスによる入境制限への忍耐を維持できると願っていると話す。
賀行政長官は木曜、マカオ国際ドラゴンボートレースに姿を見せ、メディアに対して中国本土とマカオの入境制限が7月に緩和されることを願っていると話した。
行政長官は、「ゲーミング事業者たちは半年間我々を支えてくれ、マカオに大きく貢献してくれている。もし彼らが耐え続けられれば、間もなく良い知らせがやって来ると思う」と述べた。
マカオが広東省および香港両方との入境制限緩和を積極的に求めていることを説明した賀行政長官は、担当職員たちが珠海市に対して、強制隔離を受けずに中国本土に入ることができるマカオ住民の1日当たりの定員数を増やすよう求めていると述べた。
行政長官はまた、現在香港と広東省の間で協議されている最初のトラベル・バブルに参加できるよう努力していることも認めた。Inside Asian Gamingが伝えた通り、香港は広東省との間で、ウイルス検査の相互承認、そして要件を満たした人への入境制限適用免除などを含む試験的なスキームの確立を目指している。
賀行政長官は、「我々は香港と多くの交流を持ってきた。香港は、調整作業においてもかなり助けてくれた。我々はこの試験的なスキームに参加することを願っており、香港との連絡はこれまで一度も断っていない」と述べた。