韓国の外国人専用カジノ事業者トップのパラダイスは、新型コロナウイルス感染症によって4つのカジノが月の大部分に休業していたことで、4月のカジノ収益が79.3億ウォン(約6.9億円)へと86.1%減少したことを報告した。
パラダイスは、3月23日にパラダイス シティ、パラダイス ウォーカーヒル、パラダイスカジノ釜山そして済州グランドの営業を停止し、その後済州グランドを4月13日に、残りの3つを4月20日に再オープンしていた。韓国のカジノの中では一番早い営業再開だった。
当然、休業の影響は大きく、同月のテーブルゲーム収益は前年比87.1%減の69.1億ウォン、そしてマシン収益は71.7%減の10.2億ウォンに減少した。テーブル・ドロップ(掛け金)は90.4%減の568億ウォンだった。
カジノ収益は3月にも57.8%という大きな減少、そして4月も大幅に減少したことで、2020年1月からの4カ月間の総カジノ収益は前年比25.8%減の1622.4億ウォンに落ち込んでいる。
韓国の外国人専用カジノ市場における主なライバルのGKLも水曜、施設を再開したことを発表した。しかしながら、韓国人がギャンブルを許可されている唯一のカジノ、江原ランドは少なくとも5月11日まで営業停止を継続する。