マカオの賀一誠行政長官は、香港、中国本土、または台湾の居民に対して、マカオ入境前に、マカオ内の指定隔離ホテルの1つで14日間の隔離検疫を受けることが義務付けられるようになったと発表した。
新型コロナウィルスの感染拡大以降これまでで最も厳しい入境規制となるこの新しい措置の前には、香港がマカオから香港を訪れる人全員に対して同様の措置を実施していた。
火曜朝の記者会見で発表された今回の規制は、香港、中国本土、または台湾の居民だけでなく、それら3地域のいずれかに渡航歴のあるマカオ居民にも適用される。過去14日間を香港、中国本土または台湾で過ごした人を含む全ての訪マカオ外国人旅客がマカオへの入境を禁止され、「ブルーカード」保有者として知られる非居住外国人労働者も対象となる。
過去14日間にいずれかの外国に渡航歴のある香港、中国本土または台湾の居民もマカオ入境を禁止されているが、香港国際空港経由で海外からマカオへと戻るマカオ居民はまだ政府が調達したシャトルバスでマカオへと輸送してもらえる権利があり、そこで14日間の隔離検疫を受けることになる。
マカオ入境規制が緩和される日程は示されていない。