豪上場企業のシルバー・ヘリテージ・グループは月曜、新型コロナウィルスの影響でネパールにあるイガーパレスリゾート バイラワとミリオネラズクラブアンドカジノ カトマンズの2軒のカジノの一時営業停止を発表した。
今回の営業停止は、25人以上の集会の禁止など新型コロナウィルスの拡大を抑制するための一連の規制をまとめたネパール政府内務省からの公式通達を受けたものとなる。
シルバー・ヘリテージは、両カジノは今後の通知があるまで即時発効で営業を停止し、ネパール発着の海外渡航が禁止されたことでタイガーパレスリゾートにあるホテルも同様に営業を停止すると述べた。
この営業停止はシルバー・ヘリテージにとっては大きな打撃となっており、同社はつい最近今後6カ月間の会社の運転資金の目的に使用するために株主から100万米ドル(約1億1,076万円)の短期借入を行うことを発表していた。
Inside Asian Gamingが以前伝えた通り、シルバーヘリテージは、昨年5月に主要収益源の1つであったベトナムのフェニックス・インターナショナル・クラブを失ったことで、積極的にネパール資産の買い手または他の形での資金調達手段を探していた。