ウィダス・グループが、新しい高級ライフスタイルブランド「ハンリゾーツ」を発表し、クラークで行う2つのリゾート開発を1つの統合型リゾート傘下にまとめることを狙いにしている。
「ゲーマーとゴルファーのための究極の高級プレイグラウンド」といわれるハンリゾーツでは、2020年後半に現在の拡張が完了すれば、ウィダス ホテル&カジノが「ハン カジノリゾート」へと生まれ変わる。ハン カジノリゾートには、すでに営業しているクラーク マリオットホテルに加えて、新たにスイスホテルが入ることになる。
一方で、すぐ近くのニュークラークシティの450ヘクタールの土地で行われる最近発表された2.38億米ドル(約256億円)の開発は、「ハン ラックス ライフスタイル リゾート」という名称になる予定で、18ホールのチャンピオンシップゴルフコースを3つ提供する。
Inside Asian Gamingが以前伝えた通り、2025年までに完了予定の1億米ドルをかけたニュークラークシティ開発の第1フェーズには、アンサナホテルやバンヤンツリーホテル、18ホールのチャンピオンシップゴルフコース1つとクラブハウスが含まれる。第2フェーズでは、ウェスティンホテル、マリオットによるラグジュアリーコレクションホテル、18ホールのチャンピオンシップゴルフコース2つ、屋外レクリエーション施設、高級ヴィラと住居、多目的の商業センター、そして10ヘクタールの公園などが1.38億米ドルをかけて開発される。
ウィダスはまた、ハン ラックス ライフスタイル リゾートのゴルフコース設計の詳細も発表し、1つ目はニクラウスデザイン社が設計し、2つ目は韓国人プロゴルファーのチェ・キョンジュが設計を行う。3つ目はメジャー大会で6勝を記録した名選手のニック・ファルドが設計し、その名前を冠した「サー・ニック・ファルド・シグネチャー・ゴルフコース」という名称になる。
ウィダスコンソーシアムのメンバーであるハン・ディベロップメント・コーポレーションのハン・デシク社長兼CEOは、「当社のビジョンは、遊びというコンセプトを、世界レベルの体験を通じて、みんなが見つけたいと思うライフスタイルへと育てていくことだ。
クラークはすでにそのエリアに多くの観光客と投資家を惹き付けている。統合型ライフスタイル・レジャーリゾートブランドがさらに多くの人を惹き付け、クラークとニュークラークシティの両方を娯楽と開発のための活気ある中心地へと変えていきたい」と述べた。