ベトナムのKNカムラン・カンパニー・リミテッドが、 ベトナム・カインホア地方でのKNパラダイス・カムラン統合型リゾート(KNIR)と呼ばれる統合型リゾート計画の投資の履行及びKNIRプロジェクトの運営面でのパートナーシップ構築の意思を正式に発表した。
パートナーシップ計画は、ベトナム政府によって、同社に大規模カジノ施設の開発許可を与える投資証書が承認されたことを受けてものとなる。
KNカムラン・カンパニー・リミテッドによると、同プロジェクトはカムランの800ヘクタール以上の土地からなり、5キロ続く自然が残るビーチフロントの施設を含む。また、カムラン国際空港から車で5分という好立地に位置し、ニャチャン市からも車で30分で行けるという。KNIR基本計画には、受賞歴のあるゴルフコース、複数の4つ星・5つ星ホテル、高級リゾート、有名ブランドによるアパート、ヴィラ、マンション、タウンハウス、商業施設や免税店、MICE施設、ラグジュアリー・マリーナ、ユニオンスクエア、ビーチクラブ、ウォーター・パーク、テーマパーク、そしてカジノ複合施設などが含まれると言われている。KNゴルフ・リンクスと言う27ホールのゴルフコースは有名プロゴルファー、グレッグ・ノーマンがデザインしたもので、2018年10月27日にオープンした。
KNカムラン・カンパニー・リミテッドは今週、カジノ施設についても国際的なカジノ事業者とのパートナーシップを組む考えを発表した。16.2ヘクタールの広さを持つ予定のこのカジノ施設には、ゲーミングテーブル200台、電子ゲーミング機2,000台の設置許可が下りているといわれている。
発表の中で氏名が明かされないままのKNIR・投資部門副本部長は、「ベトナム・カインホア地方カムランでの統合型リゾート開発及び運営に関して、国際的なカジノ事業者と協力して進めていくことに大変期待しております。
間違いなく、我々の戦略的ロケーションと開発プランはアジア全域の統合型リゾート市場にとって不可欠なものとなっていくことでしょう」と述べた。