セブ市が、フィリピンのゲーミング規制当局であるPAGCOR公認のカジノを市で受け入れるにあたって、PAGCORからの年間財政支援額の増額を求めている。
フィリピンの現地紙、インクワイアラー紙によると、エドガルド・ラベラ市長は、セブ市の割り当てに関して、PAGCORのアンドレア・ドミンゴ議長との協議がすでに始まっていることを明かした。セブ市の割り当ては現在月額400万比ペソ(約870万円)、または年額4,800万比ペソに設定されている。
この増額要請は、PAGCORが2019年にゲーミング営業から得た収入が11.7%増の757.6億比ペソ(約1,644億円)にのぼったと発表したことを受けて行われた。
ラベラ市長は、「ドミンゴ会長から、我々の割り当て金を増額すると確約してもらっている。また、市議会が増額要請のための決議を通してくれてよかった」と述べ、市議会が先週水曜の2月19日に決議を通過させたことに言及した。
レナト・オスメニアJr議員は、「我々のこの大きな街は、この地域にある多くの大規模カジノを友好的に受け入れてきた場所で大きな儲けを出すPOGO(フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーターズ)事業に対してオープンで、理解を示してきた。従って、我々がPAGCORに援助や支援を働き掛けることは時宜にかなっており適切だ」と付け加えた。