韓国のカジノ事業者、パラダイスグループとグランド・コリア・レジャー(GJL)が11月にプラス成長となり、この2つの外国人専用カジノは前年比でそれぞれ31.6%と8.2%の成長を報告した。
韓国でパラダイス ウォーカーヒル、済州グランド、釜山カジノそしてパラダイス シティの4つのカジノを運営するパラダイスでは、テーブルゲーム収益が633億3,000万ウォン(約57億6,000万円)へと35.0%増加したことに後押しされて11月のGGRは672億7,000万ウォンにのぼった。2018年11月と比べてテーブル・ドロップ(掛け金)が実際は5,114億ウォンへと1.7%の減少となったことを考えると、その数字は幸運に支えられてはいたものの、それでもなお今年11カ月間のパラダイスのカジノ収益を7,140億ウォンへと、前年比で23.0%押し上げることはできた。
一方、国営の外国人専用カジノ事業者、GKLでは11月、カジノ売上が前年比8.2%増の450億ウォンへと増加し、こちらもまたテーブルゲーム収益での好調な伸びに後押しされた。
この11月の結果は前月比で23.4%の改善を示しており、テーブルゲーム売り上げは403億1,000万ウォンへと9.2%増加した。GKLの11月までの年間カジノ売上は1.1%減の4415億8,000万ウォンとなっている。
韓国観光公社の子会社であるGLKは、セブンラックブランドの下でソウルで2つ、そして釜山で1つのカジノを運営している。