香港に上場するサンシティグループホールディングスが、ベトナムの統合型リゾート、ホイアナの2020年第1四半期内のオープンに向けて順調に進んでいることを認めた。
サンシティのマーケティング通信部部長補佐、ジェームス・ウォン氏によると、ホイアナの第1フェーズ開業の最終準備が急ピッチで進んでいる。
ウォン氏はInside Asian Gamingに対して、「第1四半期を想定している。おそらく2月下旬か3月になる」と述べた。同氏はまた、9月に始まった3カ月間の「プレビュー」を経て、同IRのゴルフコース、ホイアナショアーズは、年末までに全面オープンの準備が整うことを明らかにした。
サンシティ、VMSインベストメントグループそしてベトナムのビナキャピタルグループの間の合弁事業であるホイアナは、ジャンケット事業者であるサンシティにとって、カジノ運営の世界に参入するための重要な一歩を意味している。
同社はまた、ロシアのIR、ティグレ デ クリスタルを所有・運営するサミット・アセント・ホールディングスの29.68%の株式も取得(その後新株の発行で24.74%に低下)、最近にはサントラストを買収し、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループとの間でマニラのウェストサイドシティ・リゾートワールドのホテル及びカジノの建設、そして2022年のオープン時には運営を行う契約を交わした。
ホイアナが来年早々に第1フェーズをオープンする一方で、リゾート全体の完成は複数のフェーズで数年かかると予想されている。
ウォン氏は、サンシティのカジノ運営参入の決定を説明しながら、IAGに対して、「高い水準のサービス提供において、過去12年か13年をかけて経験を積んできた。なので、スキル、データベース、全てのソフトウェアを手に入れており、事業者になる準備はできているということ。現在、ハードウェアをテストしている。その主な理由の1つが、自社のハードウェアを持っていると、コントロールの幅が広がり、ゲストを楽しませ、よりユニークな体験を提供する事ができるということである。これがアルヴィン・チャウ氏のリーダーシップの下でのサンシティグループの戦略だ」。