金曜夜にギャラクシー・マカオのJWマリオットで開かれたフォーマルガラディナーの場で、2019アジアンゲーミングパワー50が発表され、ルイ氏が、過去6年間1位を独占していたラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長兼CEOを抑えて1位に輝いた。
近年のギャラクシーの高い伸びは2019年まで続いており、ルイ氏は、IAGが最終的な順位決定に使用する詳細なパワースコアランキングシステムを基に算出されたパワースコアをベースに、2012年以来となる1位の座に返り咲いた。
ルイ氏とアデルソン氏のパワースコアは、それぞれ7,764と7,762という稀にみる接戦となった。
アデルソン氏は、31年前に立ち上げた会社での自身の仕事が病気によって制限されたために2番手へと滑り落ちた。メルコリゾーツ&エンターテインメントのローレンス・ホー会長兼CEOが3位の座を獲得した。ホー氏のパワースコアは昨年の4,825から2019年は6,298へと急増しており、今後数年で1位を獲得する有力候補であることを証明した。
アデルソン氏は1位の座を明け渡したものの、ラスベガス・サンズはアジアで大きな存在感を示しており、同社からは3人の幹部が10位以内にランクインした。ロブ・ゴールドスタイン氏は昨年から順位を1つ上げて7位に、そしてウィルフレッド・ウォン博士は8位にランクインした。
他に今年、大きく順位を上げたのが、MGMの同席董事長兼執行董事のパンジー・ホー氏だ。MGMコタイの収益増加と、最近のSJMでのパワープレイによって10位から5位へと順位が跳ね上がった。
2019年初めてランキングに登場した人物には、最近メルコリゾーツの施設社長に昇進したエヴァン・ウィンクラー氏、ゲンティントップのリム・コック・タイ氏の息子で2019年にその責任の範囲を拡大させたリム・ケオン・ホイ氏、Meg-Starグループ会長のトーマス・パン氏、そしてデルタグループ会長のジェイデブ・モディー氏などがいた。
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2019アジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーには、業界の最重要人物300人が一堂に集まり、多くの業界の仲間やインフルエンサー達との会話やライブエンターテイメントを楽しんだ。
ギャラクシー・マカオのJWマリオットに到着したゲストは、モエ ヘネシー ディアジオ提供の一流フランス産シャンパンなどが提供されたオカダ・マニラの厚意によるウェルカムカクテルを1時間ほど楽しんだ。
その後、JWマリオットのグランド・ボールルームでは、美味しい4品のコース料理が提供されると同時に、ロシア人新体操パフォーマー、バレリー・ムルザックによる見事なミラーボールパフォーマンスや、イギリスのステファニー・レイドによる唯一無二の空中パフォーマンス、そしてブレイン ウィテカーバンドとジャナイア・ファレルによる音楽など圧巻のエンターテイメントが多数披露された。
2008年にIAGが初めて発表したアジアンゲーミングパワー50は、過去12カ月の間にアジアゲーミング業界で最も影響力のあった人物を取り上げる決定版ランキングとして、好評を博している。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループがアジアンゲーミングパワー50の冠スポンサーを務め、オカダ・マニラはウェルカムカクテルスポンサーを務めた。
アリストクラート、ブルームベリー・リゾーツ、ソレアリゾート&カジノそしてサンシティグループがプラチナスポンサー、サイエンティフィック・ゲームズがエンターテインメントスポンサー、メルコリゾーツ&エンターテインメント、MGMチャイナ、サンズ・チャイナ、SJMホールディングスそしてウィン・リゾーツがゴールドスポンサーを務めた。
モエ ヘネシー ディアジオ マカオはガラディナーの飲料スポンサーを務めた。