2019年9月30日までの3カ月間にマカオのゲーミングおよびジャンケット産業に雇用されている人の数が前四半期から2,200人減少して合計で84,900人となったことが、マカオ政府統計調査局(DSEC)が公表したデータから明らかになった。
ゲーミングとジャンケットは他の産業と比べてより多くの人を雇用し続けており、84,900人の雇用人数は、2番目に多い卸売業・小売業の41,800人の2倍以上の数字となっている。
娯楽、文化、ゲーミング、その他サービスは全雇用人数の25.0%を占め、ホテル、レストランおよび同様の活動が14.6%でその後に続いた。
月に平均2万マカオ・パタカ(約27.76万円)というゲーミングとジャンケットの賃金は継続して一般的な額である月1万7千マカオ・パタカを上回った。
DSECの四半期データからはまた、マカオ全体の失業者数がわずかに増加したことも明らかとなり、人口の1.8%が失業中で、19年第2四半期からは0.1ポイントの増加、そして住民の失業率は2.5%で0.2ポイントの増加となった。