エルドラド・リゾーツはVICIプロパティーズと契約を結び、VICIはハラーズ・ニューオーリンズ、ハラーズ・アトランティックシティ、ハラーズ・ラフリンホテル&カジノを合計18億米ドル(約1,938億円)で買収する予定である。
この契約は、エルドラドによる178億米ドルのシーザーズ・エンターテインメント(3つの不動産の現所有者)の買収完了に依存している。シーザーズはエルドラドの子会社であるコルト・マージャー・サブと合併し、シーザーズの名が付いたままのエルドラドの完全子会社となる。
計画どおりに進めば、3つのハラーズの財産売却により、VICIはハラーズ・ニューオーリンズの土地と財産を7億7,550万米ドル、ハラーズ・リゾート・アトランティックシティとハラーズ・ウォーターフロント・コンベンションセンターを5億9,925万米ドル、およびネバダ州ラフリンのハラーズ・ラフリンホテル&カジノで新たに設立された事業体に関連するすべての資産を4億4,375万米ドルで購入することになる。
エルドラドが3つの物件を売却したのは、シーザーズがラスベガスのリオ・オールスイートホテル&カジノをニューヨークの不動産会社インペリアル・カンパニーズの社長に5億1,630万ドルで売却したと発表した3日後である。