シアヌークビル当局は、先月出された解体命令に従わなければ、最近建設された10棟の建物の所有者に対して法的措置を取ると警告している。
プノンペン・ポスト紙によると、プレア・シハヌーク州知事のKuoch Chamroeun氏は先月、シアヌークビルにある建物の所有者14人に対して、建物の安全が確認できないという理由で解体命令を出していたが、これまでにその命令に従ったのはたった4人のみとなっている。その他に70の建物への技術的調査が現在も行われており、6月に18人の犠牲者を出した建物崩壊事故の後に行われた建物調査は合計500件にのぼる。
広報担当のKheang Phearum氏は、「残りの10(の建物)がまだ取り壊されていないために、月曜に所有者たちを呼んで、今すぐ建物を解体するよう要請した。また、取り壊しが行われなければ、相応の措置を取ることも警告している。我々は法的措置を取り、裁判所の判決を執行するつもりだ。所有者たちはさらなる罰則に直面することになるだろう。州政府は、誰も(法的手続きを)妨害すべきではないという姿勢に確固たる決意を持っている。技術規格に違反するこれらの建物は取り除かれなければならない」と述べた。
州政府は、建物の所有者たちと技術規格を満たす新しい建物の設計および開発で協力することを提案していると伝えられている。
Inside Asian Gamingが先週伝えた通り、シアヌークビルではまた、オンラインゲーミングライセンスが更新されないというニュースを受けて中国人の集団脱出が見られており、約1万人が先週のたった数日間で中国に帰国したと言われている。