ギャラクシー・エンターテインメント・グループが、アジアで最先端の技術を駆使したイベント施設と称される建設中のギャラクシー・インターナショナル・コンベンションセンター(GICC)の詳細を発表した。
ギャラクシー・マカオの第3フェーズ開発の一部として2021年初頭のオープンが予定されているGICCは、10,000㎡の展示・会議ホールを含む40,000㎡のMICEスペースに広がる。また、コンサートやスポーツイベント用に16,000人を収容できるギャラクシー・アリーナも建設される予定。
GICCの詳細は北京で行われたMICEおよびビジネス旅行に特化した見本市「IBTMチャイナ」で今週明かされた。その中でギャラクシーはGICCの最新施設、没入型テクノロジー、最先端のオーディオビジュアルおよび照明、最新の通信システムそして様々な設定や状況に対応する柔軟なイベントスペースを紹介した。
10,000㎡の展示ホールの注目点は柱のない構造だ。そして他のスペースには基調講演会、セレモニー、パフォーマンスおよび製品発表会用に650人を収容できるホール、2,400人収容のバンケットホール、3つの分割可能なスペースから成る4,000㎡の会議ホール、1,000人以上のゲストを収容できるボールルーム、様々な飲食店や700室以上の高級ライフスタイルホテルなどが含まれる。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループの会長、ルイ・チェ・ウー博士は、「最先端のMICEおよびアリーナ施設を紹介できることを光栄に思います。新施設は、新しい訪問客を惹き付け、経済の多様化、そしてマカオを観光とレジャーの世界の中心地に発展させるというマカオ政府のビジョンを補完するものです」と述べた。
GICCのオープンによって、ギャラクシーはマカオのMICE業界という点においてサンズ・チャイナと肩を並べることになり、新施設はザ ベネチアン マカオでの大規模なコタイエキスポへの待望の代替会場を提供することになる。ギャラクシー・アリーナもまた、これまでサンズの15,000席のコタイ・アリーナに限られてきた大規模ショーにまた別の選択肢を与える。