オーストラリアのジャンケット事業者トップのサンシティー・グループが、クラウン・メルボルンとザ スター シドニーにある固定のVIPクラブを閉鎖する予定であることを認めた。
地元紙のThe Ageは金曜、ザ・スター・エンターテインメント・グループが、サンシティ―との間で「あと10日間で」シドニーにあるハイローラールームの閉鎖するという合意に達したと報道し、スターのマネージングディレクター兼CEOのマットベキアー氏のコメントを引用した。「サンシティ―の固定ルームはここでは閉鎖となる。彼らは小さな固定ルームを持っていた。その部屋は閉鎖される」
同メディアは、サンシティーのアルヴィン・チャウCEOが内務省から入国禁止にされていると最近報じたことに続いて、このジャンケット事業者がクラウン・メルボルンにあるVIPクラブも閉鎖する予定であることを関係者の話から突き止めたと述べた。
サンシティ―の広報担当者は週末、Inside Asian Gamingに対して、その2つのVIPルームが閉鎖されることは認めたが、「オーストラリアでの需要の欠如と高い事業費によるビジネス上の決定」だと述べた。
サンシティ―がオーストラリアの拠点を削減している一方で、同社はここ数か月、その他の場所での多くのVIPクラブ新規オープンや拡張スペースのオープンに忙しくしている。
その中には、ソレア、オカダ・マニラそしてシティー オブ ドリームス マニラでの既存営業に続く先週のリゾートワールド・マニラでのオープン、カンボジア・プノンペンのナガワールドとシアヌークビルでの2つのVIPクラブ、マカオのスターワールドでの拡張スペース、そしてリオホテル&カジノでのマカオでの新規開業などがある。