2019年第1四半期、シンガポールは前年の同期間よりも多くの外国人旅行者を迎えたが、消費額は、観光、エンターテイメント、ゲーミング部門での3%の減少など、全体で4.7%減少した。
19年第1四半期のこの結果は、シンガポール政府観光局が月曜に公表した四半期報告書の中で公表されており、旅行者数は1%増の470万人に上ったが、消費額は65億シンガポールドル(Sドル)(約4,983億円)へと減少したことが明かされていた。
観光、エンターテイメント、ゲーミング部門での消費額は14.6億Sドルで、18年第1四半期からは3%の減少となった。
中国からの旅行者数が96万人の第一位で、その後にインドネシア、インド、マレーシアそしてオーストラリアが続いた。この5か国の合計で全旅行者数の54%を占めていた。
公表された同四半期のホテル客室収益は10億Sドルへと4.3%の増加となった。
Inside Asian Gamingが伝えた通り、ゲンティン・シンガポールは、19年第1四半期の実質収益は地域経済の成長鈍化から負の影響を受けており、その影響が最も多く感じられたのがマス市場の事業であったことを指摘した。