オーストラリアに上場するフロンティア キャピタル グループ(FCG)は、フィリピンのクラーク自由港区にある元カサブランカカジノのカジノ営業を今週日曜の2019年7月28日に再開すると話す。
FCGが持つストーツェンバーグホテル内に入るブランドを一新したフォーチュンゲートカジノは6月10日にソフトオープンを行い、これまでの間ゲーミング規制当局のPAGCORは同社がコンプライアンス基準を満たしていることを認めているとFCGは説明する。
火曜の発表の中でFCGは、東南アジアのカジノに投資を行うフォーチュンゲート・ホールディングス・フィリピンをカジノ運営会社に指名したことも発表し、その理由を「商慣習の観点」からと説明した。 同社はフォーチュンゲートの東南アジア市場での知名度を活かすために同カジノをフォーチュンゲートカジノに改称したことも付け加えた。
FCGのヘンリー・ホー会長は、「全てのハードルを乗り越え、ストーツェンバーグホテルでのカジノ営業を再開できることをうれしく思う。7月28日の正式開業、そして利益を生み出すカジノ営業で確かな実績を持つフォーチュンゲートと共に働けることを楽しみにしている」と述べた。
2016年に同ホテルを買収したFCGは、PAGCORから2.25億比ペソ(約4.75億円)の預託金支払いを命じられたことで2017年2月にカサブランカカジノの閉鎖を余儀なくされていた。