ゲーミング監察協調局の最新の数字によると、マカオ当局は2019年6月30日までの3か月間にカジノから合計142件の排除要請を受け取った。これは昨年同期間の119件から23件の増加となる。
19年第1四半期にも同様の大幅増加が見られており、要請数は149件となっていた。その結果一年前の233件に対して2019年前半の合計数は291件にのぼり、24.9%の増加となった。
第2四半期の自己排除要請は第1四半期の132件から減少して120件となったが、前年同期間に受け取った97件からは大幅な増加となった。2019年最初の6か月間で、自己排除要請は200件から252件へと26.0%増加した。
同様に、この期間の第三者による排除も33から39に増加し、第1四半期に17件、第2四半期に22件となった。
マカオの法律の下で排除命令は、更新を申請するまでに最大2年間適用することができ、禁止されている人物が命令に違反しているのが見つかった場合は最大10,000マカオ・パタカ(約134,364円)の罰金、そして事業者には最大500,000マカオ・パタカの罰金が課せられる。