香港に上場するロシアの統合型リゾート事業者、サミット・アセント・ホールディングスが、サンシティ・グループによる最近の27.95%の株式取得を受けて取締役会の改造をさらに進めている。
金曜の報告書の中でサミット・アセントは、ジェラルド・ジョセフ・マクマホン氏が独立非執行役員を辞任し、ラム・クワン・シン氏がその役職を引き継ぐと述べた。49歳のラム氏は、商業及びコーポレート・ファイナンス分野で20年以上の経験を持ち、Sファンド・インターナショナル・ホールディングスの執行役員兼CEO、そしてハオティエン・ディベロップメント・グループの独立非執行役員を務めている。
同氏の任命の前にも、最近取締役の変更が連続して行われており、その中でも注目は、サンシティのトップ、アルヴィン・チャウ氏の会長職への任命だ。サンシティの執行役員兼最高投資責任者のアンドリュー・ロー氏は、4月にサミット・アセントの副会長に就任しており、ロー氏の義兄弟にあたる趙敬仁氏も同時に執行役員に就任した。
サンシティのフィリップ・ウォンCFOは、先月サミット・アセントの非執行役員に就任している。
サミット・アセントは現在、ロシアのウラジオストク近郊にある統合型リゾート、ティグレ・デ・クリスタルのフェーズ2を開発している。