ニュージーランドのスカイシティ・エンターテインメント・グループに対して、新たに5つ星ホテルを開発するためのクイーンズタウンにある1.01ヘクタールの土地区画購入の政府承認が与えられた。
土地取得は、スカイシティにとって実質的な戦略的開発として見られており、同社は以前クイーンズタウンをプレミアムセグメントでの成長の機会だと説明していた。クイーンズタウンには多くのスキー場やアドベンチャースポットがあり人気の世界的観光地となっている。スカイシティは、12台のテーブルと86台の電子ゲーミング機(EGM)を持つスカイシティ・クイーンズタウンと、6台のテーブル、76台のEGMを持つワーフ・カジノの2つの施設をクイーンズタウンで所有・運営している。
経営陣によると、同社が持つクイーンズタウンの施設は2018年12月31日までの6か月間にVIPビジネスを18%成長させた。
スカイシティは同期間、クイーンズタウンからの収益650万ニュージーランドドル(約4億6,635万円)を報告した。
ニュージーランドの国土情報省海外投資局(Overseas Investment Office)は、土地取得の承認を与える中で、「申請者の土地使用目的は、クイーンズタウンにある既存の娯楽施設を補完し、海外からの集客を促進させるためのものだ」と述べた。