フィリピンのカジノ事業者、PHリゾーツ・グループ・ホールディングスの株主が、効率性の改善を目的として、同社が100%所有する子会社で持株会社のPHトラベルとレジャー・ホールディングスの合併に合意した。
ウデンナグループのゲーミング及びホスピタリティ子会社で実業家のデニス・ウイ氏が所有するPHリゾーツ・グループは現在、フィリピンに2つのカジノリゾートを計画および開発している。その一つが3億4,100万米ドル(約373億1,790万円)をかけたセブのマクタン島にあるエメラルドリゾート アンド カジノで、もう一つがクラーク自由港区にある13.5ヘクタールの土地に広がる提案中のクラークリゾートだ。同社は、パングラオにあるドナテラホテルも運営している。
水曜の報告書の中でPHリゾーツ・グループは、「より高い効率性と、両社の経営と運営における合理性を達成するため、そして株主利益のため」に会社の合併を実行していると述べた。
この合併は、PHトラベルを余剰持株会社と見なしている。
ウイ氏はゲーミングへの関心から、裏口上場を完了させるために2018年6月に、以前はフィリピン H20 ベンチャーズとして知られていたPHリゾーツ・グループを購入し、過去12か月間、PHリゾーツ・グループの構成を変えようと色々な試みを行っている。