ゲンティン・マレーシアが、ロンドンのマキシムズカジノを運営するイギリスの子会社、コーストブライト・リミテッドを売却するための合意に達した。
合意によって、カナダのゲーミング会社、 Sonco UK BidCo Limited率いる投資家グループはコーストブライトを合計1億8,500万リンギット(約43億円)の現金で購入することになる。
発表の中でゲンティン・マレーシアは、売却によって同社は約1億2,300万リンギット(約28億円)の売却益も得ながら、英子会社のゲンティンUK(GUK)が「事業の合理化」を行うことができると述べた。
同社は「売却益はGUKグループの借入削減を目的としており、また将来的な他の投資機会のためのものである」と付け加えた。
イギリス全土で他に41のカジノを所有・運営するゲンティンは、高級エリアであるケンジントンに位置するマキシムズの売却計画を2017年に初めて発表し、希望価格を4,000万ユーロと提示していた。