アジア・パイオニア・エンターテインメント・ホールディングスは、マカオにある2つのカジノでコナミの競馬ゲーム機「Fortune Cup(フォーチュン・カップ)」を初登場させたことを発表した。
Fortune Cupは、リアルタイムのデジタルビデオアニメーション付き競馬マルチステーション機で、伝統的なゲームセンター型競馬ゲームのメカニクスとカジノテーブルゲーミング体験を組み合わせている。
このゲーム機では、8頭の馬たちが中央の幅274cmのレーストラック上のコースを自由に独立して走ることができる。12のHDタッチスクリーンターミナルが用意されており、プレイヤーたちはそこで賭けを行ったり、オッズやレースの統計、単勝、複勝、馬連の包括的なベットオプションを見ることができる。
Fortune Cupには巨大なLCD画面も備え付けられており、観客に実況中継を提供している。これらの中継の中国語による吹き替えは、電気ゲーミング機器サプライヤーであるAPEと有名な香港の競馬コメンテーター、サミュエル・ハン氏との共同で制作されている。
APEのCEO兼執行役員のハーマン・ン氏は「Fortune Cupは、マカオで唯一無二の電子テーブルゲームだ。
このゲームセンター型競馬ゲームをカジノフロアに導入している事業者達から多くの前向きなフィードバックを受け取っている。2019年には最も人気のあるカジノゲームの1つになるだろう」と語った。