フィリピンのゲーミング規制当局PAGCORのアンドレア・ドミンゴ議長は、2019年末までに同国のカジノ粗収益(GGR)が2170億比ペソ(41億米ドル)に到達するという情報を明かした。
ドミンゴ議長によると、2018年は国全体のランドカジノとオンラインセクターのGGRを合わせて1920億比ペソ(約36.7億米ドル)に達すると予測されており、2017年から14%増え、前回の予測1860億比ペソよりも多くなると言う。
「今年の業績は民間部門の統合型リゾートとPAGCOR所有のカジノの両方で予想よりも良かった」と議長は述べている。
しかしながら、2019年はGGRがさらに13%伸び、初めて40億米ドルを超えると予測されており、これまで以上に印象的な年になりそうだ。
この数字には政府と民間両方のランドカジノのオペレーターとオンラインセクターが含まれている。
ドミンゴ議長は最近、Inside Asian Gaming に対して、計画されているPAGCOR運営のカジノ売却は、それらが政府のために急速に利益を生み出していることから保留にされていると語った。