オーストラリア-ニュージーランド(ANZ)と北アメリカマーケットでの記録的な数字がグローバルなスロットマシーンディベロッパーであるアリストクラートレジャーの2018年9月30日までの過去12カ月の営業収益を47.7%、NPATA(税引き後償却前標準化利益)を34.3%引き上げた。
NPATAが前年の5億4340万豪ドルから増加し7億2960万豪ドルに達した一方で、収益は36億2000万豪ドルにのぼった。
アリストクラートは、この結果はグループのグローバルポートフォリオ全体の好調な業績を反映していると述べ、それには、利益が16%増の6億5000万米ドルとなったアメリカ大陸のランドカジノ、9%増の2億700万豪ドルとなったANZ事業そして170%を超える利益の伸びで3億3100万米ドルとなったデジタル事業が含まれている。
ANZの収益は18年度に5.5%増加の4億5520万豪ドルとなり、これはこの地域で強いゲーミングポートフォリオとHelixキャビネットの配置にけん引された結果だ。国際部門は、アメリカ大陸はさらに好調で収益は12.9%増の12億2000万米ドルとなったが、前年よりもカジノの開業が少なくなったために5.8%減の2億230万豪ドルとなった。
それでもなお、アリストクラートのトレバー・クローカーCEO兼社長は大きく伸び悩む市場と「激化する競争圧力」の中で同社が前進したことを称えた。