マカオでの新型コロナ大規模集団検査作戦は、5日の木曜日に2日目に入り、検査対象者総数の55%以上が検査を受け、午後4時の時点で結果が判明している11.5万人全員が陰性となった。
先日珠海市へ旅行した一家4人が新型コロナ検査で陽性だったことを当局が確認した後、4日水曜の午前から大規模検査が開始された。
これにより、政府は居住者、非居住者労働者、訪問者を含むマカオのすべての人々が72時間以内の検査を受ける必要があると述べた。最終受付日は本日午前9時(8月6日金曜日)となっている。
マカオの健康コードシステムでは、検査完了後陰性となった人の健康コードは緑色が表示されることになっている。検査未受診の場合は黄色のままとなり、カジノ、ホテル、ゲストハウス、飲食店、政府機関、 とりわけほとんどの小売店を含む公共施設への出入りが禁止となる。
当対策の初日には、41ある検査会場に多くの人が押し寄せ、一部会場で長蛇の列と10時間以上の待ち時間が発生するなどの混乱も起きた。それを受けて、広東省は5日(木)に300人の経験豊富な検査官を派遣した。
しかし、60万人分の検体がマカオの検査機関の検査能力を超えたために、検査結果が出るのに2日間の遅れを要した。判定には通常8〜12時間を要する。