マカオのホテルとゲストハウスは、先日の5月のゴールデンウィーク期間中に平均83.2%の稼働率を記録した。これは、2021年2月の旧正月(CNY)の大型連休に比べて34.6ポイント増加したことになる。
この回復は先週の中国本土からの訪問者の急増を反映しており、金曜、政府は5月1日〜5日までの間に16万7,000人の訪問者がマカオに入境したと発表した。これは1日平均3万3,000人、4月より25.4%増え、旧正月(以下CNY)からは158.2%の増加となった。ただこの数字は、2019年の5月のゴールデンウィーク期間中マカオに入境した日別訪問者数である15万8,000人の21%にすぎない。
マカオ政府観光局(MGTO)が発表した統計によると、5つ星ホテルは先週、CNYと比べ33.8ポイント増加し稼働率84.8%を記録、4つ星ホテルは29.7%ポイント増となる79.6%の稼働率を達成した。3つ星ホテルの平均稼働率は86.6%で、41.4ポイント増加した。
平均宿泊料金は、CNYと比較して1,264パタカ(約17,281円)と比較的安定しており、5つ星の部屋の平均は1,476パタカ(約20,179円)、4つ星の部屋の平均は886パタカ(約12,113円)であった。