和歌山県が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を後押しするため、県内企業65社が任意団体「わかやまIR推進協議会」を設立した。
毎日新聞などによると誘致計画に前向きな企業が集まり、受け入れ態勢作りなどを行う。事務局は「IR誘致は人口減が進む県内で経済浮揚策の大きな柱になる。民間として後押ししたい」と設立趣旨を説明した。
21日には和歌山市内のホテルでは勉強会が開かれ、約100人が参加。公募の書類審査に通過した「サンシティグループホールディングスジャパン」(東京都)が、事業計画を説明した。担当者は「年間来場者数1,000万~1,300万人を目指す」と話し、参加者からは「あらゆるものを和歌山県産で進めてほしい」との要望が出た。
和歌山IRに関してはこのほか、カナダのIR投資会社のグループ会社「クレアベストニームベンチャーズ」(同)も書類審査に通過している。