香港に上場するナガコープは、同社のカンボジアの統合型リゾート、ナガワールドで近い将来行われる35億米ドル(約3,768億円)のナガ3が、マカオの最高峰IRに対抗する新しい品質基準を打ち出すと語る。
昨夜香港証券取引所に提出された報告書の中で、ナガ4の新情報が明かされており、ナガコープは5棟のタワーで合計4,720のホテル客室や複数のゲーミングおよび娯楽施設など、この開発の中で提案している施設の詳細を説明している。
報告書によると、5つのホテルタワーはホテルロビー、ゲーミング、小売、レストラン、テーマパーク、スパそして会議スペースが入る11階建てに修正されたポディウムに接続されるという。ポディウムは当初12階建てになる計画だった。
ポディウムの11階分を含めた45階建てのタワー1とタワー4には30階分のホテルスペース、そして43階と44階には2階にわたるVIPゲーミングが作られる。
66階建てとなるタワー2と3には、スカイデッキ、スイミングプール、会議・イベントスペース、50階分のホテル、そして64階と65階にさらに2階分のVIPスペースが作られる。
48階建てのタワー5は30階分のコンドテル、14階分の駐車場そして2階分の会議・イベントサービススペースが入る。
ナガ3の合計面積は544,801㎡となる。
ナガコープは、「完成すればナガ3は国内最大の統合型リゾートになる。5棟の近代的な目的別のタワーに入る施設はナガ1とナガ2の既存施設を補完し、マカオにある統合型リゾートの品質基準に対抗する基準を打ち出している」と述べた。
IAGが以前伝えた通り、35億米ドルの開発費用の半分はナガコープの過半数株主であるチェン・リップ・キョン博士が資金を提供する。