香港に上場するサウスショア・ホールディングスが「主要株主の関係者」との間で基本合意書(MoU)を締結し、その結果THE 13ホテルを実質的に所有する同社子会社に対して最大15億香港ドル(約209億円)の投資が行われる可能性が出てきた。
今週行われた発表によると、MOUは2019年4月4日に期限切れを迎えるが、もし実行されれば当日またはその前に正式な契約書への署名が行われることになる。サウスショア・ホールディングスはその間、合計7000億香港ドル(約10兆円)の手付金の支払いを受ける予定で、手付金は契約が締結されると保証金として扱われ、契約に達しなければ返金される。
THE 13ホテルは2018年8月31日に開業し、現在ホテル滞在客とプライベートパーティを受け入れている。しかしながら、資金不足のためにまだ完成していない部屋が多数残っている。
Inside Asian Gamingは、サウスショア・ホールディングスが施設に興味を持つ購入者も歓待するであろうと推測する。実質的に活気づくであろう見込み客はゲーミングテーブルを導入するための許可を得る企業だ。THE 13ホテルには66のゲーミングテーブル用スペースがあるが、マカオのコンセッション保有者であるメルコリゾーツ&エンターテインメントとの間の潜在的な「業務委託契約」の元での使用申請はまだ行われていない。