8月16日(月)の官報に掲載された通達によると、マカオの娯楽施設の大部分が8月18日(水)の午前0時から営業を再開できる。
再開が認められた施設は、映画館、劇場、屋内遊園地、ゲームセンター、ネットカフェ、ビリヤード場、ボウリング場、サウナ、マッサージパーラー、美容室、ジム、ヘルスクラブ、カラオケラウンジ、バー、ナイトクラブ、ディスコ、ダンスパーラー、キャバレーなど。 なお、カジノは今回の閉鎖命令の対象外となっている。
「関係する施設は、営業再開前に施設を徹底的に消毒し、有効なマカオ健康コードの提示を各施設の入館時に利用者に求めるなど、衛生局が発行する感染症対策のガイドラインに忠実に従うべきである」との通知が出された。
「マカオ政府観光局や市政局、スポーツ局は、該当する施設の検査を強化していく」。
珠海から帰国した家族4人に新型コロナの陽性反応が出たため、娯楽施設は8月5日(木)から14日間の営業停止を命じられている。マカオで1年半ぶりとなるこの陽性反応により、感染拡大の懸念が再燃したため、政府は8月4日(水)から6日(金)までの3日間、全住民を対象にした集団検査の実施を発表した。
しかし、すべての検査結果は陰性で、それ以降は感染者が出ていない。マカオは8月10日(火)に「緊急予防」のステータスを解除している。
また、マカオ特別行政区では新規感染者が14日間発生していないことから、8月17日(火)に中国の中程度の危険地域リストから削除される予定。