メルコリゾーツ&エンターテイメントは、マカオのIR施設、スタジオ・シティでアジア初となる常設公演を開始することを発表した。
3年間の常設公演計画では、香港カントポップのスーパースターであるアーロン・クォック、ジョーイ・ヨン、レオン・ライが、今年からそれぞれ30回の公演を行い、各常設公演はスタジオ・シティ・イベント センターを利用した特別演出がなされる。同イベントセンターは、5,000人の観客が収容可能であるが、ゆったりとした雰囲気を作るために3,000人〜3,500人を収容する計画だ。近日中に追加の常設公演の発表も予定している。
メルコリゾーツのエヴァン・ウィンクラー社長は次のように述べた。
「この地域のビッグネームが、完全に独自なショー体験を届けるためついにこの街にやってくる。これは、最高の人材を育成するためのマカオの能力の証あり、また、都市の多様化と粤港澳大湾区への貢献に対する当社の信念を表している。」
この新たな常設公演プログラムのニュースは、同社が大成功を収めた常設ショーのザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(HODW)が新型コロナによる休演が続く中、飛び込んできた。
IAGとの独占インタビューの中で、メルコの最高執行責任者-マカオ・リゾーツのデビッド シスク氏は、改装されたHODWが2022年後半までにシティ・オブ・ドリームスに戻る予定であることを明らかにした。
彼はまた、新型コロナウイルス感染拡大が収束するに伴い、新たな常設公演の導入がマカオへの訪問を増やすきっかけとなることを望んでいると述べた。
シスク氏は以下のように述べている。「我々にとって希望と楽観的感覚をもたらす機会も重要ではあるが、我々はマカオの将来を大いに信じている。
そこは非常に特別な場所であり、世界中から人々を引き寄せる統合型リゾートにとって独自な環境だと考えている。そして再び人々が興奮や楽しさ、喜びの感情とともにマカオに戻ってくる機会はあるはずなのに、我々はその感覚を少し忘れてしまっている。
18カ月という期間は本当にとても長い時間であった。そのため以前のあの楽しさと楽観的な感覚をマカオに取り戻すことは非常に重要である。」
アーロン・クォックは、自身初のマカオでの常設公演について「革新的で印象的になる」と語り、
「我々のチームはすでに、クラシック曲を集約した全く新しいマルチインテリジェントなステージを設計しており、ステージ上で最高の視覚効果を使って、爽快で美しいダンスパフォーマンスを観客に届けることを楽しみにしている。」と付け加えた。