パラダイスホテル釜山は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、対面接触を減らす計画の一環としてAIサービスロボットを試験的に導入することを明らかにした。
今回の試験導入では、レストランのニクス・グリル&ワインにロボットが3ヶ月間配備され、人間のウェイターを必要としない料理の給仕や使用済みの食器の回収が予定されている。
パラダイスカジノを含むパラダイスホテル釜山は、韓国を代表する外国人専用のカジノ事業者であるパラダイスが所有。
同社が月曜日に発表した新しいAIサービスロボットは、ケイティーが開発したもので、3Dの空間マッピング技術や自律走行など、最先端のソフトウェアを搭載。精密な駆動技術により、テーブル間の移動や障害物の回避を柔軟に行える。
「ロボットなどの先端技術を用いた非対面サービスがホテル業界にも浸透してきたことから、当ホテルでもロボットによるサービスをいち早く導入した」と、同ホテルはコメント。
「非対面型サービスの拡大については、今後も検討していく予定である」。
パラダイスは、ソウルのパラダイス・ウォーカーヒル、済州グランド、そして仁川の統合型リゾートのパラダイス シティも運営している。