シンガポールターフクラブが、政府と協力してシンガポール競馬場の選択区域を新型コロナウイルスに感染した外国人労働者のための一時的な回復施設に転換していることを明かした。
選択区域には、シンガポールターフクラブ乗馬センターや駐車場2箇所が含まれており、建設・建物工事は月末までに完了する予定。3カ所全ての区域がすでに一般の人の立ち入りが禁止された制限区域として明確に示されている。
発表の中でシンガポールターフクラブは、そのようなコミュニティ回復施設は「医療資源を最適に配置し、医療システムの崩壊を防ぐという国全体での医療戦略の不可欠な部分だ。
トータリゼーター庁とシンガポールターフクラブは、シンガポール、そしてシンガポールの人々と団結して、共通の敵である新型コロナウイルス感染症に立ち向かう。シンガポールがこの新型コロナウイルスによる苦境を乗り越える助けとなるために、我々全員が自分の役割を果たす必要があり、全ての利害関係者に対して理解と忍耐を求める」と述べた。
シンガポール競馬場施設の使用が決まる前の先週、ゲンティンクルーズラインは、シンガポールに住む新型コロナウイルスから回復した外国人を一時的に収容するための施設として所有するクルーズ船のうちの2隻を提供することを発表していた。