中国のアワーゲーム・インターナショナル・ホールディングスは、19年第3四半期に子会社であるアライド・eスポーツ・エンターテインメントからの収益増と損失減を報告した。この会社は、アライド・eスポーツ・インターナショナルおよび世界的なポーカーブランドのWPT エンタープライズを単一の社名とするべく新たに設立された合併企業である。
アワーゲームは、12カ月前の個々のビジネス分野の業績と比較して、2019年第3四半期の総収益が前年比で10.2%増の600万米ドル(約6億5,472万円)に達し、ライブeスポーツ会場での「対面」収益およびWPTビジネスからのマルチプラットフォームコンテンツ収益がともに増加したことを水曜日に明らかにした。
対面収益は17%増の260万米ドルになり、その収益の多くは、2018年3月に開業したルクソールにあるアライド・eスポーツの旗艦施設ハイパーエックス・Eスポーツ・アリーナ・ラスベガスから生じたものである。アワーゲームによると、そのアリーナは19年第3四半期にイベントを85回開催した。
ワールドポーカーツアー(WPT)ビジネスのスポンサーシップの増加により、マルチプラットフォームコンテンツ収益は、この期間中に9%増の約100万米ドルになった。インタラクティブ収益も4%増の240万米ドルになり、WPTビジネスでは製品ライセンスとソーシャルゲーミング収益が増加した。
WPTは、10件の国際イベントを含む年間60以上のグローバルイベントを放映し、最近ではメキシコ市場向けにローカライズされたWPTテレビ番組を開始。そのデビューは、メキシコのソーシャルゲームプラットフォーム、WPTGOの発足と同時に行われた。
2019年第3四半期のAESEに起因する純損失は、前年同期の670万米ドルに対して、430万米ドルに縮小した。