ゲンティン・シンガポールは、日本への進出を支援するべく、円建て債券の発行を通じて、最大3,500億円(32億米ドル)を調達する計画を明らかにした。
シンガポールのリゾーツ・ワールド・セントーサを所有するこのカジノおよび観光事業者は、月曜日に日本支店による日本国債の発行について、関東財務局長に発行登録書を提出したと述べた。そうすることで、必要に応じて新しい債券を効率的に発行するための柔軟な構造が確立される、と同社は加えた。
債券は、2019年10月16日から2021年10月15日までの2年間でいつでも発行される予定であり、最高額は3,500億円である。
ゲンティン・シンガポールは、その理由について、「債券の収益は、日本支店が必要に応じて日本での運転資本や一般的な企業目的に利用することがある」と説明した。
ゲンティン・シンガポールは最近、MGMリゾーツとギャラクシー・エンターテインメント・グループと並び、大阪でのIRの営業権を賭けた3社の入札者のうちの1社に選ばれ、横浜にも同様の関心を示すと期待されている。