インペリアル・パシフィック・インターナショナルが、馬文濤氏を非業務執行取締役に任命し、取締役会の強化を行った。
34歳の馬氏は、IPIが50%の株式を保有するサイパンのカシャリゾートホテルの事業者であるアメリカン・シノパンの取締役を務めており、すでに同社とのつながりを持っている。
北京企業管理学院出身の馬氏は、北京央廣縱橫文化發展有限公司に投資も行なっており、CEOも務めている。同氏の任期は、当初1年間となる。
馬氏の今回の任命は、連邦カジノ委員会(CCC)がIPIに対して年間カジノライセンス料の支払い遅延罰則金375,000米ドル(約3,983万円)を科す計画であることを明かす中で行われた。
地元紙のサイパントリビューンは、CCCのエドワード・デレオン・ゲレーロ事務局長がこの罰則金は1,500万米ドルの支払いが遅延した15日間、一日当たり25,000米ドルに相当すると述べたと伝えた。