ゲンティン・グループが40億米ドル(約4,337億円)をかけてラスベガス・ストリップの北端に開発中の中国をテーマにした統合型リゾート、リゾート・ワールド・ラスベガス(RWLV)が、公益会社のNVエナジーとの長期契約に署名した。これはNVエナジーにとって直近の長期契約となる。
この20年契約では、NVエナジーが100%再生可能エネルギーを使用した完全パッケージ化された電力サービスを提供することになり、現在ネバダ州の公益事業委員会(Public Utility Commission)からの承認を待っている。
RWLVのスコット・シベラ社長兼CEOは、「当社は、ここ数年においてラスベガス・ストリップに基礎から造られる最新かつ刺激的な統合型リゾートを開発しているため、我々にとって、それを効率的かつ環境的に持続可能な方法で行うことが重要課題だった。
NVエナジーが新しくより優れたソリューションを提案してくれたことで、我々は今現在、そして将来的にもこの目標を達成できるようになった」と述べた。
ラスベガス・レビュージャーナルによると、2005年以降、さらに安く、さらに持続可能なエネルギーオプションを求めてラスベガスの大手企業6社がNVエナジーのもとを去っていった。しかしながら、その他多くの企業がそれに追随するような動きを検討したと伝えられる一方で、その多くが最近、NVと同様の長期契約を結んでおり、その中にはラスベガス・サンズ、ゴールデン・エンターテインメント、ステーションカジノ、ザ コスモポリタン オブ ラスベガス、そしてラスベガス観光局などが含まれている。