シンガポール当局はギャンブル依存症のための専門家によるカウンセリングを受けている人数が増加したことを報告し、2018年には967人が助けを求め、2014年の1,035人以来最も高い数字となった。
シンガポールのギャンブル依存症対策審議会(National Council on Problem Gambling:NCPG)が今週発表した数字は、マリーナベイ・サンズとリゾート・ワールド・セントーサの両方が政府との間で合計90億米ドル(約1兆30億円)の拡張計画で合意に達したことを発表してから1週間たたずに公表された。
NCPGは以前、近年はギャンブル依存症の比率が比較的安定していることを報告していた。
しかしながら、シンガポールカジノから自己排除した人数は2014年の190,927人から昨年は348,856人へと大幅に増加している。
シンガポール政府は先週IR事業者2社に拡張の承認を与えはしたが、現地住民の入場税の50%引き上げも行い、24時間150シンガポールドル、年間最大3,000シンガポールドルへと増額された。