日曜、仁川のパラダイス シティにある統合型リゾートのホテル3階部分から火災が発生し、300人近い宿泊客が避難した。
現地メディアの報道によると、通報によって38台もの消防車が出動し、午後3時すぎに200人以上の消防士が現場へと駆け付けた。
火は女性用サウナから発生したと見られており、282人の宿泊客全員が無事に避難したと伝えられているが、消火までには40分がかかった。
その後、宿泊客には2019年前半ならいつでも使用できる無料食事券と無料宿泊券が配られた。
当局は火災の原因を調査中だと伝えられている。
2017年4月にオープンしたパラダイス シティは、過去2年間相応の課題に耐えてきた。最も注目を集めたのが、THAAD(高高度防衛ミサイル)配備をきっかけにして中国が韓国への団体旅行を禁止したことで想定以上に業績が落ち込んだことだ。しかしながら、ゲーミング収益は過去12か月間上昇を続けており、同社は最近2018年のゲーミング粗収益が前年と比べて15.8%増加したことを報告した。
パラダイス シティは、2018年9月にフェーズ1開発の第2弾としてスパ、ブティックホテル、ナイトクラブそしてショッピングモールなどをオープンさせ、今週末には屋内テーマパーク「WONDERBOX(ワンダーボックス)」のオープンを予定している。