マカオの司法当局は今週金曜、ザ・ベネチアン・マカオと連携して、年に一度の警備・安全シミュレーション「ウルフハント」を実施する。
訓練では、報復攻撃や武器による急襲が再現される。訓練は、アクションプランで具体的に示されている手続きに従いながら、極限状況でマカオのそれぞれの救急隊員や警備スタッフが、けが人、人質、または爆発物の使用にどのように対応するかを試すことを狙いにしている。
警察総局(Unitary Police Service)のプレスリリースによると、訓練は「アクションプランの効率性を評価し、コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)を改善するため」に、全関係者の間での情報交換と連携に特に注目して行われる。
訓練には、警察総局、ゲーミング監察協調局(DICJ)、マカオ税関、マカオ治安警察局、司法警察局、消防局、マカオ政府新聞局、衛生局、旅行危機管理オフィス、そしてザ・ベネチアン・マカオなどが参加を予定している。