パチンコ店の運営などを手掛ける株式会社ベガスベガスが、月曜に2店舗目となるカジノをベトナムのハノイ市にオープンさせたことで、意外な日本のIR候補者として浮上してきた。
ハリウッドワン・ゲーミングクラブ・ハノイは、ホテル・デルオペラ(Hotel dell’Opera)の地下フロアに位置しており、スロットマシンに加えて、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、シックボー(大小)など多岐にわたるカジノゲームを提供する。従業員は、日本語、英語、韓国語そして中国語の4か国語に対応しているという。
高橋 秀之社長によると、ベガスベガスはベトナム全土で小規模カジノを「向こう5年で10店舗」オープンさせるという目標を掲げており、日本のカジノ解禁を見据えて、当地でノウハウと経験を蓄積していきたい考えだ。
同社の最初の店舗はクアンニン省のハロン市にあり、2017年12月にオープンしている。高橋社長は、ハロン市の店舗の客層は、中国人と韓国人がそれぞれ3割、東南アジア地域からが2割を占めると述べた。