マカオのカジノ事業者、SJMホールディングスは、昨夜フランスで有名ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド氏が逝去したことを受けて、同氏の名前が付けられたマカオで最初のカール・ラガーフェルドホテルの開発を押し進めることを固く誓った。
SJMは、コタイの統合型リゾート、グランドリスボアパレスにラガーフェルド氏が全てのデザインを手掛ける世界初のホテル建設合意に至ったことを5年前に初めて明かし、2020年初旬のオープンが予定されている。
85歳のラガーフィールド氏の訃報を受けて、SJMは「カール・ラガーフェルド氏が亡くなられたことを聞き深い悲しみを覚えております。ご家族、ご友人の皆様に心からお悔やみ申し上げます。ご遺族の皆様、そして同氏から多大な影響を受けたデザイン業界の全ての皆様のご心痛お察し申し上げます。
SJMにとってラガーフィールド氏と仕事を共にできたことは大変光栄なことであり、同氏のクリエイティブな才能の遺産として、マカオのグランドリスボアパレスに建設するカール・ラガーフェルドホテルを完成させることを楽しみにしております」と語った。
報道によると、85歳のラガーフェルド氏はすい臓がんで闘病しており、ここ数か月間は病状悪化の兆候を示していたという。